目的はあるような無いような
ただ引き寄せられるように
気がついたら着いてた
というのが正しい気がします。
ずっと触れたかった土地なので
やっとゆっくり来られて良かった。
先月の京都鞍馬は紅葉が遅れていて
戸隠では間に合うかな、なんて思ってたら
いきなり雪。しかもかなり本気(maji)な。
でも色の残る山々に白が混ざって行くのは
それはそれは見事な光景。
神世の昔「天の岩戸」が飛来し
現在の姿になったといわれる戸隠山。
かつて山岳密教の霊場として知られ
神社は神話や伝承の神々を祀っている。
夜明けの中社、しんしんと雪を分け入った奥社
息を飲むほど澄んでいました。
歩くだけで心地よく無心無想。
そうか、そうだったのか
ひとり納得してしまう瞬間でした。

地元の方々ともたくさん話ができて、
良い出会いがたくさんありました。
現代日本画家本庄基晃さんの
「俺はここで絵を描いているだけなんだ」
素敵な言葉だった。
近い内にまた会いにゆこう。
最終日は野沢へ寄って湯治。
朝の時点で驚きの積雪40センチ。

帰れんのか?という感じでしたが
その後見事な晴天。
地熱で道路の雪が溶けるのも早いそう。
天然のロードヒーティング。
帰りの高速では雪の向うから紅葉が現れ
奇跡かと思った。

もっと書きたいことがある気がするんですが、また折をみて。
今回のセッティングをしてくれたカズくん夫妻
本当にありがとうございました。
ゆったりとした時間を過ごせてよかったですね。
義樹さんが撮られた雪景色や紅葉が綺麗な山々の写真を
見ていたら、旅に出掛けたくなってしまいました。
旅日記の続き楽しみにしています。
戸隠、いいところみたいですね。リフレッシュ出来たかな?