先週末25日、西麻布73でのライブはとても楽しく、そしてスリリングなものになりました。健司くんとの演奏は刺激的で、それぞれの曲にあたらしい命を吹き込んでいるような気分でしたよ。2時間がまるで一瞬だったなあ。
なにしろ歌に集中できた。何年か前から、声に関してはまだまだ伸びると再三言ってきましたが、自分の身体を使って今日も実験中です。もちろんライブやレコーディングの中で反省するべきところも当然あります。でも、だからこその楽しみがある。こればかりは続けていないと絶対に分からない領域。生きていれば当たり前にいろいろな事があるけれど、打ちのめされることも、泣きたくなることもあるけれど、何があっても自分の声だけはしっかりと信じていたい。向き合った時間は決して裏切らないと信じていたい。一番大切にしていることだから。
最後、アンコールで何か演ろうと思ったところ客席から「(曲を)作って〜」の声。よっしゃーとまたまた何も考えず即興を始めて、結果、後から聴いたら約10分にものぼる大作に。唄っていてほんとうに興奮したし、言いたいこともたくさん言えた。客席の盛り上がりにも支えられました。一発勝負のフリースタイル。内容についてはその場にいてくれた人だけのお楽しみということで。燃えたぜ。
ライブの中、歌とMCで自分の内側を出すだけ出したので、今はすっかりからっぽです。次に向けてしっかりエネルギーをためて、また気持ちのよい時間をシェアしたいと思います。
いつも応援してくれているあなたへ、ほんとうにありがとう。
釜谷さんはじめ73スタッフのみなさん、あたたかい場所をありがとう。
カズくん、今回もサポートをしてくれてありがとう。
健司くん、最高のギターと気持ちをありがとう。
感謝!
演奏曲目:
さよならイエスタデイ
忘れてしまえば
サンシャイン・ラブ
祝福の時
日曜日
ハルモニア
Green
ワインレッドの心(カバー/安全地帯)
真夏のかけら
新世界紀行
レター
君に会って
花のような人
視線を向けた方向にわたしたちの道が現れるということ(アンコール/即興曲)
サポートミュージシャン:
池田健司(ギター)
毎年忘れずにいてくれてありがとう!
同じ時代に、共に生きていることに感謝です。
また会いましょう!