要約すると、電源を使用する電気製品に対して新しく作られた安全基準を基に「PSEマーク」をつけて販売する、という法律。
これだけでは「?」な男女も多いと思うんだけど、音楽家、音楽愛好家にとって中古電子機器、オーディオ、録音機材などが今までのように売買できなくなる、というのが大きな問題点。いわゆるビンテージものについてはかなり難しくなりそうです。
電気用品安全法
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S36/S36HO234.html
更に重要なのは、2001年4月1日に施行され2006年3月31日に猶予期間が終わり翌4月1日から本施行されるというのにほとんどの国民が実態を知らないこの事実。4月ってあと1ヶ月ちょっとだよ。
そもそも意図がよく解らないし上のサイトを見ても今ひとつ納得できない。経済産業省は俺のmini moog貯金をどうしてくれるつもりなのよ?…いや、こういう個人的な意見が意外と大事だと思うんだよ。
それにしても日本って怖い国だなぁ。
たまたま自分の身に直接降り掛かる問題だから特に真剣に考えるけど、見えないところで知らない法律がばこばこできてるのかもよ?振り返れば政治に興味を持たないように教育されてきたようにすら思えるし。いつの間にか徴兵制が復活してたりしたらどうしよう。今年の4月から本施行されますとか言われちゃって…。国籍変えたろうかな。
欧米の若者のように、何かあらばデモ起こすくらいの単純さも必要なのかもしれないね。今の我々には。
このサイト↓で電気用品安全法(PSE法)に対する署名ができます。ひとりでも多くの人に考えてほしい問題なのでぜひ周りにも広めて下さい。ホームページやブログを持っている方は紹介してくれると嬉しいです。
http://www.jspa.gr.jp/pse/
それではまた。
「責任者出テコイ」
(確か噂の現場・・・)
十代の女の子が、古いアンプを使って
音楽の道を歩いて行きたいのに!!と。
YMOのシンセ担当だった方(会長?)も
音楽は新しい音だけじゃなく、古い音も
大切なんだ、そんな事を言っていました。
楽器機材が電化製品と同じって・・・