怪我の後、どこまでできるかというのも分からず、かと言ってやると決めた以上それを言い訳にするつもりもなく、とにかく全身全霊で向かいました。思い返すと前半、大切にしようとするあまり、どうしても少しずつ確かめるようになってしまった気がしてあまり余裕がなかったけど、だんだん、だんだん、そして途中からは一気に、歌も演奏も開いて行く感覚に入りました。この、細胞が騒ぐような感じ。永久に続けられるような感じ。・・・やっと帰ってこられたなあ。ほんっとうにうれしいです。
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2009年10月29日
Green Green Cafe.2 @GURU GURU
演奏曲目:
花のような人
日曜日
さよならイエスタデイ
忘れてしまえば(Splash version)
ハルモニア
サンシャイン・ラヴ
祝福の時
レター
Green
ゲスト:高野健一
君の一番の幸せが僕の一番の幸せであるように
ゲスト:JAKE
星座
君に会って
Circle of Heaven
ピクチャーズ
サポートミュージシャン:
佐々木真理(Piano)
杉野寿之(Percussion)
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ちなみにMC「どうも、ケガ人です」は軽いジョークのつもりでしたが全くウケず、反応に困る客席のひんやりとした苦笑いに、これこそが事故かもしれないと思いました。俺のバカ。
ああ、ほんとうに気の利いたことは喋れなかったよひと言も。
胸がいっぱいだったの。許して。
終演後にファンのみなさんといっぱい話せて、いろんな気持ちを伝えてもらった。ブログ復活の時から受け取ったメール、コメントも同じで、なんだか僕はみんなの歌を聴かせてもらってるような気分だった。一緒の時間の中でハーモニーが鳴ってるような、ざわざわが静まるような、すごく幸せな瞬間。この幸運を積み上げて行けるためなら何でもやりたいよ。
忙しい月末の平日、来て下さったみなさんへ。ありがとうございました。
残念ながら来られないというメッセージもたくさんいただきました。また、やります。その時に会いましょう。一緒にいるつもりでうたいました。ありがとうございました。
杉野くん、真理ちゃん。うたを自由に泳がせてくれる大きさ、ほんとうに頼りにしてます。甘えないようにしなくちゃ。ありがとう。
幾多朗。流れでPAまで引き受けてくれてありがとう。久しぶりに深い時間までゆっくりいられて楽しかったね。
Iku。ギターのエンドピン見つけてくれて、本気で助かった(笑)。ある意味この日のMVPです。いつも本音で話してくれてありがとう。
Taroくん。思えば今までも大事な場面でけっこうお願いごとしてて、一度も断られたことがない。今さらだけどTaroくんの音すごい好き。ありがとう。
人生の一大イベントを直前に控える中、歌で華を添えてくれた高野くん。めちゃめちゃ感謝してるし、感動した。ありがとう。
後半3+1曲、一緒に演奏できたJAKE。君とはやっぱり特別な糸を感じるよ。ふたりで描ける絵はまだあるわ。そして今そうしたいと思う。ありがとう。
そして、イベントのために終始駆け回ってくれたenneちゃん。なんと言ってよいか分かりません。笑顔に乾杯。僕のうたを信じてくれてありがとう。
たくさんの人に支えてもらってこの日を迎え、そして越えることができました。すてきな仲間たちに囲まれて感謝・感謝の一夜。関わってくれた全ての人に、もう一度ありがとう!
幸せっす。
photo by enne
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Green
詞・曲/堀田義樹
昨日泣いた事は忘れて
ここから始めよう
時間なんてあるからいいのさ
急がないでもいいんだ
長いようでそうでもないような
ここまで来たけど
話し足りないこともあるだろう?
聞かせて いつかぜんぶ
君が笑えばみんな嬉しい
ちょうど今朝みたいな
春のしらせ 受け取る感じ
自分をなくしてしまったなら
いつでも探しに出掛けていい
木漏れ陽にゆれる若い緑
光りの在るほうへ
芝生の上にあたらしい匂い
僕らはいつでも
終わりを見届けて始まりを知る
そうかも
自分をなくしてしまったなら
いつでも探しに出掛けていい
騒がしい時を少しそれて
歩き出せる
自分をなくしてしまったなら
いつでも探しに出掛けていい
木漏れ陽にゆれる若い緑
光りの在るほうへ