2008年05月01日

午後の多摩川近く、とあるカフェにて

隣の席の若いカップルが
向かい合って無言で本を読んでいる。
それぞれ別の雑誌を。
小さなテーブル
互いの頭頂部が触れ合わんばかりに近いので
おそらく安心できる間柄なのだろう。
でも、無言で本を読んでいる。
僕が座った時ふたりのアイスコーヒーはすでに空で、
デザートを済ませたと思われる皿も二枚。
僕はサンドウィッチを食べ終わり、コーヒーもあと少し。
やはり、無言。

そう確か前にも同じような光景を見たよ。
あの時は、向かい合った男女が
ニンテンドーDSをやってた。
あまり詳しくないのでPSPだったかも。
ま、大きな問題じゃない。それより
僕がトイレに立ったとき何気なく見えた画面は
それぞれ別のゲームだった。
あまり詳しくないんだけどさ
こういうのって対戦とかもできるんですよね?
ゲームの時点でアレだけど、百歩譲ってさ。
けれども別のゲームだった。ずーっとやってた。
なぜあのふたりは、そしてこのふたりも
わざわざ一緒にカフェまで来たのか。そこが解らない。
それともこれが2008年型のコミュニケーションで
僕ひとりだけ置いて行かれているのかい?

男、バッグから別の本を取り出し、また読みはじめる。
女、特に気にとめる様子なく,読み続ける。
俺、見すぎ?

こんなふたりもホットな夜を楽しんでいるんだろうか。
途中でケータイ鳴ったら出そう。

もし僕がこういうタイプの子と恋をしたら
同じような色に染まってしまうのかな気づかぬうちに。
午後のカフェで向かい合って別々の本を読んで
またあるときは別々のゲームをやって
それぞれ別の相手と電話したりして
それを見ていたシンガーソングライターが
ブログに書いたりしてね。



僕は人といるときほとんどケータイには出ない。
仕事の時間、友達との時間、デートの時間
あらかじめ分かっているとき、急用のときは別ですが
目の前にいる人との時間を一番大切にしたいと思う。
2008年型コミュニケーションには
乗れそうもないし乗りたくもないなぁ。
この先も。


posted by iMAGINATIONS at 00:03| 東京 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | Diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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