2007年07月11日

よい映画とは

梅雨だねぇ。
天気予報では「あいにくの空模様」なんて言うけれど
実りのためにとっても必要な時期。
ひとり集中して制作するにもちょうどいい季節。
天と地をつなぐメッセージ。


ところで気分転換に、久々映画DVDをよく見ている。
ところがあまりおもしろいと思えるものが無い。
映像だけ良かったりっていうのはあるんだけど、
なんだろ、演出とかうるさすぎるように感じてしまう
観る側に「こう感じなさい」というような
説明的なものが見えると途端に受け付けられなくなる。

きっと映画の楽しみ方には何通りかあって、
・自分を重ねることができる
・夢を見ることができる
・笑える
など。ホラーは苦手なのでパス。
泣ける、というのは自己投影に入るんだろうな。

ちなみに好きな映画をいくつか上げると、
スティング
ダンボ
七人の侍
ルパン三世 カリオストロの城
マトリックス
どれも、いつ観ても新しい気持になれる。
それぞれタイプは違うのだけれど、
映画として表現するだけの理由がある。
というか、観ている時にそんな事も考えないくらい
完成されている。
そして、思うに完成とは、
こちら側の感情を入り込ませて
初めて「完成」されるものなのではないのだろうか。
与えられるだけではなく、こちらからのフィードバック
そのふたつがぐるりと回った時に
ああ、いいな
そんなふうに感じられる気がするな。
そんな映画が
俺は好きだなぁ。

というか、ここまでグッと来る作品に出会わないのは
映画なんて見てる暇あんのけ?
そんな天の声なのかも、とか思ったり。
でも「大日本人」は来週観に行く予定。


posted by iMAGINATIONS at 00:58| 東京 🌁| Comment(4) | TrackBack(0) | Diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする