2006年04月23日

昨日の出来事

早起きしたら天気がよかったので、前々から行こうと思っていた等々力渓谷へ。
東京23区唯一の渓谷。等々力不動尊の敷地内でもあり、かなりいい気が流れているという話は聞いていた。なかなかののパワースポットという人もいる(都内では皇居や明治神宮が特に有名)。

分厚い雲が立ちこめたりして微妙な空もようになってきたが、着く頃には青空が戻ってラッキー。渓谷へ下る階段を降りていくと、一段踏むたびにじわーんと感じる心地よさ。軽い。驚いたのは、長野や静岡などの山へ行った時より空気が軽いような気がしたこと。でもすぐにわかった。そうか、ここに来るまでの空気が重すぎたんだ…。

思ったよりも整備されている遊歩道をゆっくり歩く。いや、それにしても本当に軽い。車の音が川の流れる音に消えた頃、気づけば完全に無風になっていた。さすがにまだ人もあまり居ないし、気持ち良さをじっくりと受け取りつつ進む。10分程度歩いただろうか、かつて多くの修行者がこの滝に打たれました、というキャプション看板の後ろに、滝…?と呼ぶには若干ショボい「不動の滝」。日照りが続くとさらにショボいよ、と通りすがりのオジイが教えてくれた。しかーし、なかなかどうして、ここがあなどれなかった。この日一番のリラックスポイントであった。近くに腰掛けて目を閉じてると、心がさらーっとしてきたよ。東京にいることは完全に忘れてたよ。時間はゆっくりになった。
そうだ、携帯を家に忘れたんだ(また)。それも結果よかった。

その内に少し人も増えて騒がしくなってきたので、滝近くの茶屋で何となくあんみつを食う。茶屋のお母さんがとてもやわらかい人だった。やっぱりいい空気のとこで働いてるからかな。聞けば俺の母親と変わらない歳。すっかり話し込んでしまった。また来るねー、また来てねーと別れる。へへへ。

お大師さんや弁天さんにお参りして、今日ここに来させてくれたことに感謝。ひと回りした後に、また川の音のいい場所を発見。座ってると、滝の方角から浮浪者がぶつぶつ言いながら近づいてきて「ハイ」とワンカップを俺に差し出す。ああ、さっきお地蔵さんに話しかけてた人だ。

俺「ありがとう、でも俺日本酒飲めないんだ」
浮「むぅーん×■☆∀#*…」
そうとう酔ってるらしい。
俺「おじさんいつから飲んでんの?」
浮「むぅーん、過去生。過去生。」
俺「そうなんだ…」
浮「むぅーん」

さらにこのあと衝撃のひと言。

浮「お兄さん、うた歌ってるでしょ?なんか歌って」
俺「は」(言葉を失う)

脚色なし。完全な実話である。
すぐに別の話になったが、あんまり驚いたもんでよく覚えてない。あ、でもワンカップは「お供えを盗んじゃった」だって。それはダメだとキツく説教。やっちゃったものは仕方ないからちゃんと謝って、もうしないんだよ?とか。何してんだ俺…。そして別れ際、体に気をつけてねーと言ったらいたく喜ばれて、見えなくなるまで手を振ってくれた。本当に謎の数分だった。

出口階段を上っていくと、またよくある東京の空気になった。でも来たときとは何か違ってたな。ここがパワースポットかどうか俺には判らなかったけれど、いい場所に間違いは無かったよ。ナイス近場トリップ。行ってよかった。元気出た。

元気って「元」の「気」なんだね。



posted by iMAGINATIONS at 02:25| 東京 ☁| Comment(5) | TrackBack(0) | Diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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